透視（とうし）

物理的な距離や遮蔽物などを無視して、物体や景色を見る霊能力のことを指します。「千里眼」と呼ばれることもあります。霊感占いの鑑定では、主に特定の対象者が取っている現在の行動、居場所などの情報を見るのに用いられます。人間の持つ透視能力に関しては世界各地で古来より研究されており、実際の記録も多く残されています。日本では御船千鶴子や長尾郁子といった透視能力者が有名です。また物体や場所の残留思念を読み取る「サイコメトリー」が有名ですが、これも透視の一種として定義づけられます。霊能の世界では「過去透視」という呼び方が一般的です。また人間の魂に直接触れその過去世の記憶を透視するという高度な術もあり、こちらは「前世透視」「過去世透視」などとも呼ばれます。