陸奥国の神秘・電話占い
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尼子の百物語

第三十一話「心霊スポットで憑けてきた不浄霊」

心霊スポットに行った方がおぞましい不浄霊を憑けていたケースを紹介します。その方は恋愛相談でお電話をかけてこられたのですが、声を聞いた途端、何かよくない霊体の気配を感じて背筋がゾワッとしました。交際中の彼とのことについて霊視で言い当て、助言をして相談は終わったのですが、どうしても霊の気配が気になってそちらを霊視してみました。

かなり質の悪い不浄霊が憑いているのがわかりました。しかも、その霊は最近憑いたようで、さらに霊視を進めてみたところ、山奥にある、ツタに覆われた廃屋のような小屋が見えました。「失礼ですが、最近肝試しのようなことをされませんでしたか?」そう質問すると、ご相談者の方はとてもビックリされた様子で、「はい。地元の仲間たちと一ヵ月ほど前に行きました」と答えられました。なんでも軽い乗りで車を出して冒険感覚で探索されたとか。さらにそこで古い人形を踏んづけてしまったとのこと……。

不浄霊が憑いていることをご説明し、すぐに除霊をいたしました。憑いてそれほど時間が経っていなかったことが幸いし、霊体はすぐに離れていきましたが、あのまま放置していたら運気を吸い取られ不幸な出来事が連続して起きていたでしょう。

心霊スポットの多くは不浄霊の巣窟になっています。霊たちは元々あまり性質のよろしくないものが多く、また肝試しに来る人たちのことを快く思っていません。中には取り憑いて霊障をひきおこす霊もいます。心霊スポットには気軽に足を運ばないことを強くお勧めします。

尼子の百物語 / 第三十一話「心霊スポットで憑けてきた不浄霊」