陸奥国の神秘・電話占い
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尼子の百物語

第二十八話「老人が孤独死した部屋」

事故物件への入居を考えられている方から内見中に鑑定のお電話をいただきました。数ヵ月前に老人の孤独死があったという物件だそうです。内装は綺麗にリフォームされ、匂いやシミのようなものもなく、入ってみても特に嫌な感じはしなかったそうで、広さや間取りといった面も他の物件より飛びぬけて良く、さらに即入居可能、とのこと。ご相談者様は契約を前向きに考えているそうですが、「万が一心霊現象に遭ったら嫌なので、内見中に電話占いの霊能者に相談して判断してもらおう」とのことで、ご依頼いただきました。

霊視をしてみましたところ、特に良くない霊の気配は感じられませんでした。孤独死されたご老人もすでに成仏されており、身内の方がしっかり供養をされているようでした。「特に問題ありません。気にせず住める部屋です。どうしても気になるようでしたら、入居されたら念のため自分で浄化をしておくと良いかもしれません」とお伝えし、お香かセージを使ったセルフ浄化法をお教えしました。鑑定から一ヵ月ほどして受付宛てにご報告をいただきましたところによると、特に心霊現象の類もなく、問題なく住めているとのことです。

「いわくつき」と言われる部屋や建物も、実は噂によって恐れられているだけで、特に問題なく住めることもあります。もちろんそうではない場合も多いので、霊障に遭う可能性を考えると進んで住むべきとは決して言えませんが、もし気になるようでしたら霊能者に鑑定依頼をいただければ、その場で霊視鑑定することが可能です。ぜひお気軽にご依頼下さいませ。

尼子の百物語 / 第二十八話「老人が孤独死した部屋」