陸奥国の神秘・電話占い
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降霊が教える感動ストーリー

第四話「火事を防いだ飼い猫の霊」

ペットを飼っている多くの方は、そのペットに対してただなならぬ愛着を持っています。そんなペットが亡くなった際には、悲しみの余り精神的なダメージを受け、「ペットロス症候群」という状態になってしまうこともあります。今回は、愛猫との別れを経験した良枝さん(仮名・50代女性)のお話です。

お子さんが成人して家を出ていき、夫婦ふたり暮らしになった良枝さんの心の支え。それが愛猫のミーちゃんでした。しかし、そんなミーちゃんは半年ほど前に老衰で死んでしまったそうです。ミーちゃんの死後、良枝さんはまるで火が消えたように元気を失くしてしまいました。しかしながら、そんな良枝さんに驚くべき事態が起こったのです。

ある冬の日、良枝さんがスーパーに買い物に出かけようと玄関で身支度をしてすると、家の奥から聞き慣れた猫の鳴き声がしました。それは間違いなくミーちゃんのものだったと言います。「ミーちゃん!? ミーちゃんなの!?」良枝さんは我も忘れて家じゅうを駆け回り、ミーちゃんを探しました。しかし、当然ミーちゃんはいるはずもありません。

しかし、そこで良枝さんは大変なものを見つけました。消し忘れたガスストーブからうっすらと黒い煙が上がっていたのです。すぐに電源を切り、黒い煙は収まりました。そのまま買い物に出ていたら火事になっていたかもしれない。そう思うと肝が冷える思いがしたそうです。

「もしかして、死んだミーちゃんが火事の危険を知らせてくれたのでは…」良枝さんは、自分の身に起こった不思議な出来事について詳しく話を聞くため、以前何度か利用したことのある電話占い尼子に電話鑑定を依頼しました。

電話を受けた私はすぐに気づきました。良枝さんの足元に一匹の動物霊がいることに。その霊は良枝さんの近くを絶えずウロウロして、大変よくなついています。「あなたには動物霊が憑いています。可愛らしい猫です。あなたをよく慕い、ずっと見守ってくれています。心当たりはありませんか?」と伝えると、良枝さんは電話口で声を上げて泣き出してしまいました。そして、上でお話しした出来事を自らの口でご説明して下さったのです。

動物霊には恨み深い面や理不尽な面もありますが、もらった恩を忘れないという面もあります。良枝さんは生前、ミーちゃんのことを大変可愛がっていました。ミーちゃんはその恩義を感じていたのでしょう。死後もなお良枝さんのことを忘れずに、ずっと見守り続けていたのです。ミーちゃんの死後、良枝さんはずっとペットロス症候群で意気消沈していたそうですが、鑑定を受けて「ミーちゃんを心配させないように、元気を出さなきゃいけませんね」そうおっしゃっていました。それから良枝さんは少しずつ前向きさを取り戻し、元の元気溌剌な性格に戻っていったと言います。


不可解な現象に苛まれた際、霊の専門家であるイタコや霊能者に相談するのは大変賢い選択です。すべての心霊現象には理由があります。人の常識で考えれば辻褄の合わない出来事でも、霊的見地からすれば簡単に説明がつくものです。もし、あなたが心霊現象に遭った場合、我々イタコにご相談ください。その現象の意味、取るべき対処法など、正確にお伝えいたします。

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