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開運!心霊鑑定団

第一回
「仕事も恋も人生も、全然上手く行かない……。こんな時、死んだお祖母ちゃんならどんなアドバイスをくれるのかな……。」

村重清美さん(仮名)・30歳・派遣社員・千葉県八千代市在住

3年前に亡くなった父方の祖母の霊を呼んで欲しいという、村重清美さん。大学卒業後、新卒として入った企業を昨年解雇され、現在は待遇も収入も不安定な派遣として働く身。また仕事のみならず恋愛も対人関係も上手く行かず、30歳にして早くも人生に行き詰まりを感じているそうです。そんな彼女を生前、母代わりとして育ててくれて、困った時にはいつも優しく励ましてくれたお祖母さんの言葉を、またぜひ聞きたいというご要望に応えしました。

1.事前の聞き取り~霊を降ろす目的・霊から聞きたいことなど

[霊能者] 本日は亡くなったお祖母様からのメッセージを聞きたいとのことですが、具体的にはどのようなことをお訊ねになりたいのですか?
[清美(敬称略、以下同)] 訊ねるというか、私、5歳の時に母が亡くなって、それから父方の祖母に面倒を見てもらって育ったのですが、その祖母も3年前に他界しました。生前はご飯や身の回りの世話をしてもらっただけでなく、父には話せないようなことにも相談に乗ってもらって、言ってみれば実の母同然の存在だったんです。
[霊能者] そんなお祖母様から助言してもらいたいことがあると?
[清美]はい。じつは今、ちょっと行き詰まっていまして……。昨年、経営縮小の煽りを受ける形で勤め先をリストラされて、今は派遣登録で仕事をしている身なのですが、その派遣先での人間関係がどうしても上手くいかないんです。収入面での先行きも不安定ですし……。それから、プライベートでは5年近くお付き合いした男性と別れてしまいました。まあ、原因は色々とあるのですが、その元彼を通じて築いた友人関係も一緒にプツンと切れてしまう格好となって、その中には気が合う女友達なども何人かいたので寂しい思いもしています。
[霊能者] なるほど、ご事情は分かりました。それではさっそく降霊に入ります。
[清美] よろしくお願いします。

2.降霊と宣託

霊能者の呼び掛けに応じて霊が降りる
亡くなった祖父と母の名がいきなり飛び出す

[霊能者] <トランス状態に入り、しばらく沈黙。そしておもむろに独り語りを始める。霊と話し合っている模様>

汝、誠に村重清美の祖母、村重由紀代なるか?うむ……。
ならば、速やかにここへ降り給え!えいっ!

……お待たせしました。清美さんとこの霊の間には今でも強いご縁のつながりが維持されているので、比較的容易に降ろすことができました。

[清美] あ、あの……お祖母ちゃん、そこにいるのですか?
[霊能者] はい。正確には霊界と物質界の中間にある幽界次元まで降りて来られています。しばらくは私が橋渡しする形で、あちらからの言葉をお伝えします。それからあらかじめ申し上げておくと、お祖母様の霊意識はすでにきちんと成仏なされて、霊界の中階層以上のところにおられるので、粒子の粗い低次元の幽界層にはそう長く引き留めておくことはできません。ご質問はできるだけ簡潔に、本当に訊きたいことだけをお訊きになってください。
[清美] 分かりました。……あの、お祖母ちゃんは今、どんな状態なの?先に死んだお祖父ちゃんには会えた?
[霊能者] ……「自分がこの世を離れる時、迎えにきてくれたのがシンゾウさんだ」とおっしゃっています。
[清美] シンゾウ?……あ、真造……たしかに亡くなったお祖父ちゃんの名前です!本当にお祖母ちゃんが来てくれているのですね! <興奮している様子>
[清美] 分かりました。……あの、お祖母ちゃんは今、どんな状態なの?先に死んだお祖父ちゃんには会えた?
[霊能者] はい。しばらくはひとときも離れず一緒にいてくれて、その後はお互いに別々に行動するようにもなったが、今でも相手のことを思うと次の瞬間には隣にいる。だから全然寂しくないと。
[清美] そうなんだ!良かった!あ、あの、後は何を訊けば良いのかな……。そうだ、もしかしてママとも会った?
[霊能者] ……「リエコさんとも一度、会った」とおっしゃっています。「こちら(霊界)では10代の少女に戻り、セーラー服を着てはしゃいでいた」と。このリエコというのがお母様の名ですね。
[清美] はい、そうです!それにしても、ママったら……。ふふ、面白いですね。私を生んだのは35の時だったのに、それよりもずっと若い頃に戻っているなんて。
[霊能者] 肉体の衣を捨てて霊界次元へ還ると、大抵の方は若返ります。個々の想念が100%実体化する世界ですから、その辺は自由自在です。ですから皆さん、とくに意識しなくとも自分の人生の中で、一番幸せで充実していた頃の年齢に自然と戻っていくのです。もちろん、私に見えているお祖母様の姿も若いですよ。年の頃は30代半ば、薄紫の和服に身を包んだしっとりとして美しい奥様の姿で現れています。ああ、この柄は結城紬ではないでしょうか。こう見ると、お祖母様は生前、かなり着物に凝っていらしたようですね。
[清美] はい、その通りです。今、先生がおっしゃった着物も、お祖母ちゃんのお気に入りだったうちの1着だと思います。お祖母ちゃんの実家は昭和の終わりくらいまで、呉服屋さんをやっていたそうです。それで自分も着物道楽になったって。季節になると衣装箪笥からいっぱい着物を出して、一日中陰干ししていた姿を今も憶えています。まるで部屋の中が着物のお店みたいになっていました。ああ、懐かしいな……。
[霊能者] 今度はあちらから清美さんにお訊ねです。「形見にあげた着物と成人式に作って上げた振り袖、今もちゃんと持っているの?」と。
[清美] (急に暗くなり、言いよどむ)ああ、あれ……。今、父の家にあります。ワンルームに引っ越した時、入らない荷物をいったん実家へ預けたんです。それでそのままになってしまって。父や義母とはあまり顔を合わせたくないので……。
[霊能者] お母様が亡くなった後、お父様とは一緒に暮らしておられなかったのですか?
[清美] 父の再婚相手との折り合いが悪くて、小学校4年の時に家を飛び出しました。そして、そのまま祖父母のところへ。
[霊能者] なるほど、そういう事情でしたか。
<以降も霊能者が仲介する形でのやり取りがしばらく続くが、相談者の生い立ちや当時の父親の問題を含む特殊な家庭事情の話題が頻出するため、プライバシーに配慮して省略>

そして、口寄せによる霊との直接会話へ
生前と変わらぬ、祖母の明るい口調が……

[霊能者] それではこれから口寄せに移ります。私の口を通して直に会話していただくわけですが、冒頭にも申し上げたように、現在のお祖母様の霊格(霊魂の進化度)が幽界次元には馴染まないため、長く続けることは難しくなります。時間にして5分程度が限界とお考えください。では……。
<経文、イタコ祭文を続けざまに唱えて再度入神。気合いを入れた後、我が身に霊を降ろす>
[祖母の霊] う、ううん……キィちゃん(生前に呼んでいた、孫の愛称と思われる)なの?
[清美] バアバ?(祖母をそう呼んでいたものと思われる)
[祖母の霊] ああ、久しぶりねえ。元気なの?キィちゃんのことはいつも気にしているんだけれど、こっちにいると何となく様子が分かる時もあれば、分からない時もあってね。
[清美] 私は一応、身体の方は元気かな。そう言うバアバの方は?
[祖母の霊] うふふふ。死んじゃったら、元気も何もないわよ。でも、そっちにいた時は「あっちが痛い。こっちが痛い」ってしょっちゅう病院通いをしていたけれど、今は本当に身が軽くて助かるわ。ポンッと跳ねると、高い木の上まで飛び上がれるのよ。
[清美] なんかスゴク楽しそう。天国にも木が生えているんだね。
[祖母の霊] それがねえ、私も最初はびっくりしたんだけれど、生きていた時とそれほど変わらない世界なのよ。今は田舎の村みたいなところにいるんだけれどね、ずっと昔に亡くなったお友達や知り合いがしょっちゅう訪ねてきてね……。 <祖母の霊による霊界の話がしばらく続く。省略>

「あなたは完璧を追い過ぎる。もっとリラックスなさい」
本質を突いた諫言に、思わず涙する相談者

<「簡潔に」という事前の注意を思い出し、話題を変える相談者。ここ数年のうちに我が身に降りかかった数々の不運について語る>

[清美] ……というわけで私、今、散々な目に遭っているの。
[祖母の霊] 大変だったわね。苦労してようやく就職できた会社だったのに。
[清美] いっそのこと、私もそっちへ行きたいよ……。
[祖母の霊] 何を馬鹿なこと、言っているの。……そんなことくだらないことを考えるより、もっと人生を前向きに生きる努力をしないと。あ、そうだ。10年以上もキィちゃんと一緒に暮らして気づいたことがあるんだけれど、ひとつだけ言っても良い?
[清美] うん、お願い。それを聞くために呼んでもらったの。
[祖母の霊] あのね、キィちゃんって真面目なのは良いんだけど、ちょっと完璧主義のところがあるでしょう?何でも完全になっていないと気が済まないというかね。
[清美] 確かにそうだね。自分でも分かっているんだけど……。
[祖母の霊] 部屋を片付ける時は何日も掛けてピカピカにしたり、受験勉強も毎日、時間のスケジュールを立てて完璧にこなしたり。でも、たまたまそれが思い通りに行かないと、よく癇癪を起こしていたわよね。「自分はダメ人間だ」とか叫びながら。ああいう姿を見る度に心配だったの。
[清美] ああ、そんなことあったね。でも、高校の時だし。
[祖母の霊] 今もそうなんでしょう?もう大人だからちょっときついことを言うとね、昔、義理のお母さんと上手く行かなかったのも、彼氏とケンカして別れたというのも、それから職場で人との関係が上手く行かないっていうことも、みんな根が同じなんじゃないの?
[清美] ……(絶句し、嗚咽している様子)
[祖母の霊] もっと力を抜いて生きないとダメよ。「いい加減」に生きるっていうんじゃなくてね、良し悪しの良いに言い換えて、「ちょうど良い加減」を保つの。完璧にこなさないと!って力んだ時は、いったん立ち止まって深呼吸してね、ああこういう考え方はダメだって自分に言い聞かせなさい。それだけで随分楽になるわよ。
[清美] バアバ、私にできるかな……。
[祖母の霊] できるわよ。とにかくキィちゃんに一番必要なのは、リラックスする方法を学ぶこと。それから人にも完璧を求めないで、時には許して上げる気持ちを学ぶこと。本当にこれ、大切よ。

<その後も会話は少し続くが、言葉の途中で唐突に終了。霊を引き留めておける限界に達したとのこと>

3.降霊を終えて~相談者からの感想

(今回は約3ヶ月後、ご本人にインタビューしました)
祖母の言葉を聞けたのは、私に取ってはとても有意義なことでした。尼子さんと先生にあらためてお礼申し上げます。あれから徐々に自分の完璧癖を治す訓練を続けています。生まれつきの性格なので、実際どこまでできているのかは分かりませんが、変なプライドや意地を捨てることで職場での対人関係が少し改善されたような気がします。それから元彼から久しぶりに連絡が来て、復縁したいような素振りを見せてきたのはとても意外でした。もしかしたら、バアバがあちらの世界から私に力を貸してくれているのかもしれませんね(笑)。今後も祖母の忠告を胸に刻んで生きていきます。

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