先祖因縁を解消するために実行すべきこと
家系の中で代々くり返される運命を先祖因縁と呼びます。個人においても過去の行いの結果が運命に現れるのですが、先祖のそれも同様に子孫に現れるため、悪縁の場合、人生の改善が困難になるのです。
先祖因縁をくわしくご説明
「よい行いをすればよい結果が返ってきて、悪い行いをすれば悪い結果が返ってくる」。このことを仏教用語で「因果応報」と言います。過去に他害があれば、その罪深さを認識させるため、本人にも相当な苦しみが与えられるということです。
先祖に悪行があり、謝罪・反省がない、あっても被害者の気持ちが収まらない場合、怨念化して子孫にも悪しき運命をもたらし、恨みを晴らそうとします。このように先祖代々受け継がれていく、いわば、縦流れの因縁を先祖因縁と呼びます。やっかいなことに、先祖因縁は通常の先祖供養では解消されません。
先祖因縁のご相談で多いのが、代々女系家族が続く家系について。代々男児が短命で、家が絶えそう、わが子(男児)も早死にでは? というご相談です。先祖の男性が他家のひとり息子を殺害して家を絶えさせてしまった、強姦・DVで女性を死に至らしめたなどの先祖因縁が霊視によって判明することがあります。
先祖因縁を知る方法
先祖因縁はご先祖さま・血縁者の人生や行状を調べ、現在の自分の状況と照らし合わせ、原因となっていることを洗い出すことで、推察が可能です。そのためにはまず、本家や実家に家系図があるか確認しましょう。無い場合は自ら作成する必要がありますが、多くの方々は曽祖父母あたりまでしかさかのぼることができないでしょう。
しかし、親類縁者が揃う機会の増える帰省時は絶好の機会です。年かさの方は曽祖父母以上のご先祖さまの存在や生き方・行状を、曾祖父母が生前に語った思い出話などから知っているかもしれません。そのほか、帰省先ではご近所の古老、檀家寺のご住職などにも話が聞け、地元のお役所で戸籍謄本も取れるため家系図作成やヒアリングがはかどります。
先祖因縁追求が困難な場合、霊能者への相談がおすすめ
しかし、現代では親戚付き合いがない家が増加しており、また、地元に貢献度が高いなどの特別な家系でない限り、家系図が保存されていないことが多いという実情もあります。家系図作成の専門業者もいますが、依頼すれば経費はかなり高額。さらに先祖因縁を解き明かすヒントや推察力が無ければ、ピンポイントでの特別なご供養ができないため、因縁解消は望めません。
その場合、信頼できる霊能者へのご相談がおすすめ。くり返される不幸な運命が、想念がもたらすものか、先祖因縁からくるものかの判断からはじまり、因縁解消までを一貫して行うことも可能です。手間もかからず、電話鑑定であれば、経費も家系図業者よりはるかに軽減できますので、 先祖因縁に不安をお持ちの方はぜひ視野に入れてみてください。