第八回「恋の成就と人生の幸福について」峯里原子先生

霊能者インタビュー八回目は、霊界の叡智に精通し、前世から未来まであらゆる出来事を霊視で即時言い当てる峯里原子先生です。幸福へと導く奇跡的な鑑定手法についてお伺いしました。

峯里原子先生は恋愛から人生の悩みまであらゆる問題を解決して下さると評判です。

私の鑑定では、ご相談者様の声を通して魂そのものを鑑定いたします。霊界から受けた使命を読み解き、また前世で幾度も関わってきた魂、いわゆる“運命の相手”や“ソウルメイト”といわれるものとの関係性や今後の交わり方について鑑定します。またさらに、未来に起こる可能性の高い出来事を予知することによって、悲劇的な未来を回避し、幸運をより確実につかみ取る方法を伝授します。これらの多角的な鑑定法によって恋愛から人生相談までいかなる悩みも解決することが可能です。

運命の相手とは前世で結ばれた魂でしょうか。

必ずしもそうであるとは言えませんが、その可能性は非常に高いでしょう。この世に存在しているすべてのものはそれぞれ固有の波動を放っており、波動の質が近しいもの同士は引き寄せあう法則があります。ちまたで“引き寄せの法則”などと呼ばれているものです。要は、相性の良い人同士はいずれ引き寄せ合い出逢う運命にあるということですね。そして、この法則は過去生においても適用されています。相性の良い魂とは、前世でいくたびか関わり合ってきた場合が多いのです。

恋した相手が運命の相手ではなかった場合、その恋は叶わないのでしょうか。

前世縁で結ばれた魂でなくとも結ばれるケースは多々あります。実は、魂同士の相性の良い相手が出会うということが必ずしも恋愛の成就に結びつくとは限らないのが難しいところなのです。むしろ前世の因縁が強すぎるせいで引き寄せあう力が強すぎてしまい駄目になってしまうパターンもありますし、引き寄せ合う力がそれほど強くない魂同士がかえってバランスの取れた良いパートナーになる場合もあります。ただ、やはり相性の良い魂同士のほうがうまく結びつきやすいという面はあります。また、別の相手と結ばれてしまった後に運命の相手と出逢ってしまい、悲劇的な困難愛になってしまう可能性もあります。

先生の鑑定で「この人は諦めなさい」と言うことはあるのですか？

あります。ご相談者様自身の望みがご相談者様の幸せに結びつかない場合も少なくないからです。恋は盲目であり、恋に囚われた者は視野が極端に狭くなります。冷静に見れば人生を共に歩むパートナーとして不適格であることがわかっている相手に対して強く執着しているケースも少なくありません。ご相談者様が本当に運命の相手と出逢い、その方と結ばれることが人生の幸せに結びつく場合は全力で成就させますが、そうではなく、ただ単に不毛な恋に囚われてしまっている場合などは、呪縛を解き、別の良い相手との出逢いへと導きます。

その方の人生全体の幸せを考えて鑑定して下さるのですね。

短絡的に恋を成就させることが幸せに結びつくとは限りません。むしろ不毛な関係を結び付けてしまったせいで余計に幸せから遠ざかってしまう場合もあります。多くの人には“現在”しか見えません。しかし最良の選択肢がなんだったのかは未来にならないと判明しません。そのため、前世や未来を見据えながら人生全体を見て判断するのは霊能者である我々の役目なのです。