陸奥国の神秘 尼子

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イタコを知る

第九回 長年の片想いが成就する瞬間

福恵 霊媒鑑定師:詳細はこちら>>

1人の相手をどれくらい長い期間想い続けることができるのか。それは人によってまちまちですが、私が鑑定を行なった恵さん(27才・雑貨店勤務)はある男性に10年近くも片想いをしていました。その男性は高校時代の同級生で、直接会うのは同窓会や時おり催される飲み会の時くらい。しかし彼女の想いはずっと持続、いやそれどころか年々増していたのです。鑑定をしてすぐに分かったことですが、恵さんはとても一途な女性であるとともに、とても奥手なタイプ。彼に対して積極的に恋のアプローチをかけられず、自分でもそのことを悩んでいたのです。進展のないこの状況を、何とか変えたい。そんな強い気持ちを胸に、私に鑑定を依頼してくださいました。

彼女の心を霊視すると、彼に対して熱い恋心を抱いている一方で、強い不安を感じていることがすぐに読み取れました。その最大の理由は、彼の現況を詳しくは知らないということ。もしかしたら自分が知らないだけで、彼には既に恋人がいるんじゃないだろうか……そんなネガティブな感情が渦巻いていたのです。ご相談者が知りたいことを、霊術を使って迅速に見抜き、的確にお伝えする。これは私のような霊能者にとっては非常に重要なこと。私は恵さんを霊視して分かった彼のもとに意識を飛ばし、その魂全体から余すことなく必要なことを読み取りました。それで見えたのは、恵さんの不安を打ち消すのには十分な彼の現況および心境だったのです。具体的には、こうでした。まず現在、彼に恋人はいない。半年前に当時の交際相手に浮気されて破局。その時に負った心の傷がまだ完全には癒えていませんでした。そして重要なのは、破局の直後に飲み会で恵さんと話したことで彼の心が少なからず癒されたとともに、彼女に対して好意を持つようになっているという点です。要するに、恵さんにとってはこれまでになく彼との心の距離が縮まり、恋人同士になるまたとない好機が巡ってきていたというわけです。おそらく彼女も心のどこかでそのような2人の魂の距離の接近を直感したからこそ、私に相談をされたのでしょう。私は霊視で見えたままの彼の心を恵さんにお伝えしました。その瞬間、彼女の心はパーッと開放されたかのように前向きになり、魂の色もとても明るいものに変わっていくのが見てとれました。そして次に、私はいよいよ恵さんの願いを叶えるべく、愛魂戻呪を駆使して彼女の想いを彼の魂に送り届けるとともに、彼の縁を引き寄せ、お2人の心の距離をさらにグッと縮めることに成功したのです。

これまで私が行なった鑑定で、この愛魂戻呪が功を奏さなかったことは一度もありません。それは今回の恵さんに関しても、もちろん同様でした。鑑定からおよそ1ヶ月後のこと、恵さんから電話があり、その第一声を耳にした瞬間に、私には彼女が彼と結ばれたことが分かったのです。お2人が結ばれた時の状況、その情景がすべて見てとれました。恵さんの心境が、鑑定を受けられた当初とはまるで別人のように前向きなものに変わっていたことが、何よりも彼女の状況が一変したのを物語っていたのです。また1人、ご相談者を幸せに導くことができた。その時の私の心もまた、喜びに満ちていました。